ページの本文へ

Hitachi

棚卸管理

こんなお困りごとはありませんか?

固定資産や少額資産、IT資産、備品など、さまざまな資産を多拠点で保有する企業では、現品確認の手間や移動資産の所在不明、拠点分散による管理の難しさ、記録の信頼性不足による監査対応の負荷など、棚卸しに多くの課題を抱えています。 日立グループにおける多拠点、大規模かつさまざまな資産の棚卸しの課題を解決した実績をもとに、導入から運用まで、ベストプラクティスを提供します。

多拠点、大規模かつさまざまな資産の
棚卸システムとして
導入実績多数!
お気軽にご相談ください!

お問い合わせ・資料請求
こんなお困りごとはありませんか?

棚卸管理が実現すること

資産が多いほど、棚卸しは複雑に。物品管理システムがその課題を解決します。

RFIDと写真登録による効率的棚卸方式

対象資産にRFID銘板タグを貼付し、写真を物品管理システムに登録することで、資産ラベルの目視読み取りに起因する確認ミスを防止します。RFIDタグはスキャナーで読み取ることで、迅速かつ高精度な棚卸しを可能にし、作業効率は従来比で約1/10に改善されます(当社比)。

RFIDと写真登録による効率的棚卸方式
監査機能による効率化

監査機能による効率化

棚卸し実施結果は、ハンディーリーダーにより、RFID銘板タグを読み取ったものか、棚卸し台帳に手入力したものか、履歴が残ります。
非正常な棚卸し結果の入力方法のみ抽出し確認することで監査の効率化が図れます。

棚卸管理の特長

Point1

複雑な棚卸し業務を、
クラウドとデバイスで効率化

多量な資産の棚卸しに、スピードと精度を
固定資産が数千〜数十万点に及ぶ企業では、棚卸しにおける工数削減と精度向上が不可欠です。物品管理システムは、多拠点かつ大規模な資産の棚卸しにも対応
できる柔軟かつ高速なクラウド環境を提供。 現場の業務効率と業務品質を大きく向上させます。

RFIDタグとスマートデバイスで、棚卸しを省力化
資産の種類や設置環境に応じて、離れた場所からの対応・屋外使用・重なった書類対応などに適したRFIDタグを選定。
さらに、高出力・高速処理のRFIDリーダーや、位置情報を発信するビーコンを組み合わせることで、棚卸し業務の効率化・省力化・精度向上を実現します。

複雑な棚卸し業務を、クラウドとデバイスで効率化

Point2

位置情報連携で実現するスマート棚卸管理

スマートデバイスを使ったRFIDスキャナーによりGPS連携では、棚卸し時に棚卸し場所の緯度・経度情報を自動記録します。固定資産台帳に登録された設置場所(地区コードなど)の整合性が確認できます。

さらに、棚卸し時に棚卸しの管理エリアごとに設置されたビーコンが発信するロケーション情報を自動記録します。
棚卸しの管理エリアごとのエリアの切替ミスや記録漏れを防止し、資産の正確な位置管理と棚卸し精度の向上を同時に実現します。

位置情報連携で実現するスマート棚卸管理

Point3

棚卸し業務のライフサイクルをサポートする
包括的サービス

日立グループで標準採用されている実績をもとに、多拠点かつ大規模な資産を
保有する企業を中心に導入が進んでいます。

既存システムとのデータ連携や、月次の資産台帳更新、RFID銘板タグの発行代行など、運用に必要なサービスを包括的に提供。
個別要件やアドオン開発にも柔軟に対応し、日立のセキュリティ基準に準拠したクラウド環境で、将来的な機能拡張やデータ拡大にも対応可能です。

日立グループ実績に基づく包括的サービス

そのほかの特長

  • 誤滅却防止

    誤廃棄防止

    誤滅却防止

    廃棄(申請・承認済み)指示と確認履歴の一致をチェックし、履歴(確認者・日時)を記録することで、誤廃棄や廃棄漏れを防止し、廃棄管理の精度向上と監査対応力の強化を同時に実現します。

  • さまざま資産種別に応じた物品管理の実現

    さまざま資産種別に応じた物品管理の実現

    さまざま資産種別に応じた物品管理の実現

    ・固定資産
    ・少額固定資産
    ・IT資産
    ・研究用資材
    ・治工具 など、
    管理内容が異なる資産をレイアウト分けにより同一システム内で管理可能です。

  • 棚卸し業務の進捗状況の可視化

    棚卸し業務の進捗状況の可視化

    棚卸し業務の進捗状況の可視化

    CSV連携により写真登録と棚卸し業務の進捗状況を可視化可能。集計単位ごとの進捗率を確認でき、進捗の遅れている箇所は自動で色分け表示されるため効率的なフォローが可能です。

  • 特定資産の探索

    特定資産の探索

    特定資産の探索

    特定の資産を選択して探索する機能を搭載。離れた場所から対象資産に近付くにつれてビープ音と色が変化。監査時の抜き取り確認業務を効率的に実施できます。

動画で解説「固定資産棚卸サービスの流れ」

固定資産棚卸サービスの流れについてこちらの動画から確認できます。
動画内では、物品管理システムを利用した棚卸しの具体的な方法や導入の効果を解説しています。(5分41秒)

固定資産棚卸サービス

棚卸管理の活用例

大規模な資産を多拠点で有する日立グループ約60事業所で採用。RFIDによる 一括読み取りで棚卸し時間を約1/10に短縮し、棚卸し精度の向上を図っています。
さらに、棚卸し業務におけるさまざまな課題を多彩な機能、運用により解決。
固定資産をはじめ、少額固定資産、IT資産、研究用資材、治工具ほか、さまざまな資産の棚卸しで活用されています。

  • 活用例1.資産の形態に応じたRFIDタグの活用と管理効率化

    ■管理対象

    有形固定資産(屋内外の機械装置など)
    無形固定資産(配置図・証書などの書類)

    ■利用方法

    有形資産
    設置時にRFID銘板を貼付し、リーダーで一括読み取り。
    無形資産
    キングジムファイルに書類を整理し重なっても読取可能な積層RFIDタグを貼付。
    キャビネット内から特定ファイルを探索可能。

    ■効果

    棚卸し作業の効率化とヒューマンエラー削減に貢献。​

  • 活用例2.多拠点、拠点ごとの管理項目が異なる資産台帳運用

    ■管理対象

    固定資産、少額資産、IT資産、治工具、レンタル資産、研究用資材、建設仮勘定など

    ■利用方法

    拠点ごとに異なるルールにより管理されている資産台帳の項目など、蓄積された履歴があるため全社統合が極めて困難。
    拠点ごとに従来からの管理ルールを踏襲し台帳作成が可能なため利用開始が早期化。

    ■効果

    早期な業務適用 利便性向上

  • 活用例3.GPS連携で実現する位置情報に基づく高精度な固定資産管理

    ■管理対象

    無断移動・誤配置された資産

    ■利用方法

    棚卸し時にGPS連携により緯度・経度情報を取得。本来の登録情報を比較し、資産の移動履歴や誤配置を検出。

    ■効果

    棚卸し業務の効率化・精度向上により、資産管理の信頼性が向上。​

  • 活用例4.ビーコン×RFIDで実現するロケーション情報連携型の固定資産棚卸し

    ■管理対象

    管理エリアごとの資産

    ■利用方法

    各管理エリアに設置されたビーコンが発信する固有のロケーション情報をスマートデバイスを使ったRFIDスキャナーが棚卸し時に自動取得し設置場所を台帳に反映。

    ■効果

    管理エリア情報の手動選択の手間や誤りを防止し、現場負担を軽減しながら正確な資産管理を実現。

  • 活用例5.建設仮勘定資産や研究用資材の管理と固定資産編入に向けた運用

    ■管理対象

    未完成の有形固定資産(構築物・機械装置など)
    国プロ・研究開発の研究用資材

    ■運用方法

    物品台帳に建設仮勘定、研究用資材として登録し、専用シートで管理。
    完成資産とは異なる色のRFID銘板ラベルを貼付し、写真で識別・記録。
    年1回の棚卸しで資産状況を確認・評価。
    固定資産登録後は、建設仮勘定、研究用資材から適切に移行し、固定資産台帳との整合性を確保。

    ■効果

    管理精度の向上と移行プロセスの円滑化。
    棚卸し業務の効率化と内部統制の強化に有効。​

  • 活用例6.枝番管理による固定資産の部分滅却・改造合併対応

    ■管理対象

    エアコンの室外機など一部のみ除却する固定資産や既存設備に新機能を追加した改造資産など

    ■運用方法

    部分滅却時、資産を分割登録し、滅却対象に枝番などの新資産番号を付与。
    残存資産は元番号を維持または更新。
    改造合併時など改造部分を別資産として登録し、親資産と関連付け(枝番管理)するなど固定資産台帳の整合性を確保。

    ■効果

    資産の状態を正確に反映し、台帳管理の精度向上。
    滅却・改造時の処理が明確になり、監査対応や内部統制の強化に貢献。
    柔軟な資産管理により、業務効率の向上と資産評価の適正化を実現。

  • 活用例7.一斉棚卸しが難しい社員用PCをiPhoneとQRコードで効率管理

    ■管理対象

    テレワークや外出中の従業員に配布されたPCやUSBメモリーなどのIT資産

    ■運用方法

    従業員が業務用PCに貼付されたQRコードをiPhoneアプリケーションでスキャンするだけで棚卸しが完了。
    自宅や外出先からも棚卸し可能で、現物確認漏れや未提出を防止。
    棚卸し台帳から棚卸し未実施者を抽出しフォロー、完了率向上と業務負荷の分散を実現。

    ■効果

    QRコードとスマートデバイスの活用により、現場負担を軽減しつつ、内部統制や監査対応にも有効。

  • 活用例8.会計システム連携による資産台帳の更新とRFID活用棚卸しの精度向上

    ■管理対象

    会計システムに新規追加された機械装置、構築物、ソフトウェアなどの固定資産

    ■運用方法

    会計システムと物品管理システムを月次で連携し、資産台帳を最新データに更新。
    資産種別や用途に応じてRFID銘板タグを色分け・選定し、異動や登録に即応。
    現物確認や写真登録と連携し、資産情報を正確に記録。

    ■効果

    棚卸し精度の向上と業務効率化を実現。
    最新台帳に基づく管理により、内部統制や監査対応にも有効。